冷たい空気にさらされると鼻がつまることがあります。
なぜつまるのでしょうか?
どのように対処すれば良いのでしょうか?
寒冷刺激による鼻づまりは病気ではありません
冷たい空気が気管や肺に急激に入り込むことで、気管や肺への刺激となり、身体がビックリして咳などの反応をおこしてしまいます。
鼻から吸い込まれた空気は、咽頭に届くまでに体温近くまで暖められ、そして加湿されます。
鼻の中を冷たい空気が通った際に空気を暖めることや湿度を調整することが鼻の重要な働きなのです。
このようにして冷たい空気が気管や肺に直接影響を与えないよう工夫されています。
冷たい空気を吸った際は、より暖め、加湿をする必要があるので、空気と粘膜との接触面を多くするために鼻の粘膜が膨張するのです。
冷たい空気にさらされると鼻がつまりますが、身体の正常な反応であり、病気ではありません。
鼻づまりの対処法
寒冷刺激による鼻づまりは、暖かい環境に戻れば自然に解消します。
症状が強い方は、点鼻薬の局所投与で症状が軽減しますのでお困りの際はご相談ください。