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しまじびブログ

診察室の砂時計の写真
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声の使い過ぎによる声がれ

声がれの経験、皆さんおありでしょうか?

保育士の先生や小学校の先生をはじめ、普段から声を多用される方、特に女性は声がれを起こしやすいとされています。

どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

声がれの原因は声帯のはれや突起が原因

声を出すとき、声帯は男性で毎秒100回以上、女性では200回以上振動します。

声帯は左右にあり、振動する際に左右の声帯がこすれ合います。

こすれ合う回数が多いとそのぶん声帯に負担がかかり、はれ(声帯炎)が起こりやすくなります。

声帯炎を繰り返していると声帯結節という小さな突起ができてしまいます。

このはれや突起が声がれの原因となります。

声がれが起こったら、気づいた時点より、できる限り声をださない(声帯を安静にする)ことが勧められます。

声がれの診断と治療

声帯炎、声帯結節の程度は、耳鼻科を受診していただければその日に喉頭ファイバースコープ検査により診断することができます。(この時、腫瘍性病変や神経麻痺によるものではないかチェックします。)

声帯炎、声帯結節と診断されれば、まず何よりもできる限りの声帯の安静(沈黙療法)が必要となります。

また、出来るだけ早く治すため、お薬が入った蒸気を吸うネブライザー療法や消炎剤などの内服を開始します。

普段の生活では、乾燥は声帯をふくめ、粘膜を荒らす原因となりますので、加湿することが重要になります。

しかしながら、結節が古く、硬い場合はこのようにしても治らないことがあり、手術が必要となることがあります。

腫瘍の否定も重要です

声がれの原因には声帯炎や声帯結節の他、腫瘍性病変や神経麻痺の可能性もありえますので、声がれやのどの違和感などが2週間以上続くときは耳鼻咽喉科を受診してください。

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