「花粉症で鼻がつまり、くしゃみ、鼻水がでてきました。同時に咳もでてきたのですが、花粉症で咳がでることもありますか?」という質問をよく受けます。
「花粉症で咳はでます。また同時にのどのかゆみや痛みを伴うこともよくあります。」
花粉が鼻の粘膜を刺激するとくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状がでますし、眼の粘膜を刺激すると眼がかゆくなります。
花粉がのどの粘膜を刺激すると、のどのかゆみや痛みを感じるようになります。
同じく花粉に気管が刺激されると咳がでます。
抗アレルギー薬の内服や加湿で予防を
花粉の気管への直接刺激以外に、鼻水ののどへの垂れこみ(後鼻漏)も咳の原因となるので、抗アレルギー薬の内服が大切です。
また口呼吸による乾燥も咳悪化の原因となりますので加湿も大切です。
その他、外出時のマスクや眼鏡の着用による花粉の回避、洋服に注意するなど室内に花粉を持ちこまない工夫が大切です。
ストレスや睡眠不足でも症状を悪化させることがあるので注意が必要です。