秋の花粉症の主な原因は、道端や公園など身近に繁殖する雑草です。
夏の終わりから10月頃に花粉が飛散し、花粉症が引き起こされます。
キク科のブタクサやヨモギが代表的です。
ブタクサ
ヨモギ
花粉症状
透明な鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみが主な症状です。
秋の花粉は粒子径が小さいので、のどの奥に入りやすく、強いのどのイガイガ感を生じたり、気管まで入り込んで喘息のような症状を引き起こすことが多いです。
花粉の予防
ブタクサやヨモギは、道端や公園、河原など私たちの身近なところでみられます。
市街地など身近に繁殖していますが、春に飛散するスギやヒノキなどの樹木に比べ背丈が低いので花粉の飛散距離は短く、数メートルから数十メートルほどで広範囲に飛散することはありません。
原因となる雑草に近寄らないだけでも十分に予防することができます。
花粉を吸い込まないようにするため、これらの植物をあらかじめ除去しておいたり、散歩などの際に近づかないようにしましょう。