降ってばかりでジメジメした日が続きますね。
アレルギーの原因となるもので、この時期に爆発的に繁殖するものがあります。「ダニ」と「カビ」です。
ダニ
ダニの繁殖に適した条件は、温度が20℃~30℃、湿度が60~80%だそうです。寝具、カーペット、ソファー、ぬいぐるみなどに繁殖します。
ダニアレルギーは死骸やフンがあれば季節関係なく起こる。
ダニアレルギーは、ダニの死骸やフンを吸い込むことで起こり、鼻炎症状や咳・喘息症状があらわれます。
ダニは今の時期に繁殖し、真夏を過ぎると死んでいきます。ダニアレルギーは死骸やフンがあれば季節関係なく起こりますが、9月・10月にダニアレルギーが誘発されやすいのはこの時期にダニの死骸が増えるのが原因です。
ダニの死骸やフンを取り除きましょう。
対策はダニの繁殖を抑えること、死骸やフンをできる限り取り除くことです。
こまめな掃除、絨毯の使用を避けフローリングに変更するなどしてダニの繁殖を抑えましょう。また布団を干して取り入れた後にはダニの死骸やフンを取り除くために掃除機を用いた布団掃除を行うことが重要です。
カビ
カビは湿度70%以上で活発に繁殖するようです。浴室などの水回り、また密閉された室内にも繁殖します。
カビの胞子を吸い込むことで気管支喘息や肺炎などの咳症状、その他鼻炎症状が起こります。
換気や除湿器で対策を
カビの胞子を吸い込まないようにカビが生えない環境をつくるのが大切です。
天気が良い日に換気をするのはもちろんのこと、雨降りで湿度が高い時には除湿器やエアコンのドライ機能を利用しましょう。
これからエアコンが必須な時期になりますが、エアコン使用時に嫌なにおいに悩まされることはありませんか?実はこの匂いのもとはエアコン内部に生えたカビなのです。エアコンを使用するとエアコン内に結露ができることによりカビの繁殖が起こります。エアコンを停止させる時には30分から1時間送風で運転をし、エアコン内部を乾燥させてから停止させると良いらしいですよ。