大阪府は12月28日に「インフルエンザが流行期に入った」と発表しました。流行期入りは2019年以来で、コロナ渦では初めてとなります。
http://www.iph.pref.osaka.jp/teiten/20210127162117.html
東大阪市が含まれる中河内地区でも流行がみられます。
予防が何より大切です
予防方法は、コロナ感染症と同じです。
マスクの着用、外出後の手洗い、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取。また適度な湿度の保持も効果的です。
インフルエンザの症状
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じようにのどの痛み、鼻水、咳などの症状も見られます。
合併症として小児は急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることもあるので注意が必要です。
解熱剤使用時はアセトアミノフェンを
インフルエンザは、発症すると高熱が出ます。その際、解熱剤を使うことで、一時的に熱が下がり体力が回復する場合もあります。特に、子供や高齢者は高熱が続くことで体力が奪われやすいため、状況によっては解熱剤の使用を検討してもいいとされています。ただし、使える解熱剤と使ってはいけない解熱剤があるため、自己判断で使うのは控えてください。インフルエンザにかかって高熱が出たときに使える解熱剤は、「アセトアミノフェン」という成分を含んだものです。アセトアミノフェンは安全性が高いため、子供や高齢者にも使うことができ、副作用もほぼないとされています。