気管支喘息は、小児の90%、成人の50%以上がダニアレルギーによって起こるとされています。
ダニアレルギーは、一年を通していつでも起こる通年性のアレルギーですが、特に秋に起こりやすく注意が必要です。
ダニの死骸やフンがアレルギーを引き起こします
アレルギーは、ダニの死骸やフンを吸い込むことで起こり、鼻炎症状や咳・喘息症状があらわれます。
ダニは梅雨の時期にさかんに繁殖し、真夏を過ぎると死んでいきます。
ダニの死骸やフンがあれば季節に関係なくアレルギーが起こりますが、9月・10月にダニアレルギーが特に誘発されるのは、この時期にダニの死骸が増えるからなのです。
ダニの死骸やフンは非常に小さいので人の動きで簡単に舞い上がり、吸い込んでしまいます。
ダニの死骸やフンを取り除きましょう
対策はダニの繁殖を抑えること、死骸やフンをできる限り取り除くことです。
こまめな掃除を行い、絨毯の使用を避け、フローリングに変更するなどしてダニの繁殖を抑えましょう。
また布団を干して取り入れた後にはダニの死骸やフンを取り除くために掃除機を用いた布団掃除を行うことが重要です。