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しまじびブログ

診察室の砂時計の写真
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とても危険なコイン型電池の誤飲

子どもは生後6か月頃になると、手にしたものを何でも口にもっていくようになります。

食べ物とそうでないものを区別できるようになるのは早くて1歳6カ月~2歳以降になりますので、異物の誤飲は0歳から2歳の子どもに多くみられます。

子どもが誤飲する物は様々ですが、特に危険性の高い物のひとつがコイン型電池・ボタン型電池です。

コイン型電池の誤飲がとても危険な訳

コイン型電池を子どもが飲み込むと、食道でひっかかり胃に落ちていかないことがあります。

その場合、コイン型電池の電気が食道粘膜に流れて短時間のうちに化学やけど(化学熱傷)を引き起こす危険があります。

最悪の場合、食道に穴が開くといった状態におちいることがありますのでただちに総合病院を受診してください!

その際、飲み込んだものと同じ電池や電池の入っていた玩具を持参されたほうがいいでしょう。

もちろん、他の異物と同じく気管を塞ぐなどして窒息を起こす危険性もあるので注意が必要です。

誤飲を防ぐことが大切です

コイン型電池の誤飲はとても危険ですが、まわりの人が日頃から気をつけてあげることで誤飲事故は防ぐことができます。

・コイン電池はもちろんのこと、コイン電池をつかっている製品やおもちゃは、子どもの手の届かないところに置いておきましょう。

・電池のふたが簡単に開かないようにテープなどで止めておきましょう。

・電池のふたが簡単に開かない構造の製品を選びましょう。

・子どもが真似をしないよう、電池交換は子どもの目に触れない所で行いましょう。

子どもの誤飲を防ぎましょう(動画)

https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg12078.html

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